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春は希望の泉

今は秋なんですけど、というツッコミは却下の方向で。

えーと。タイトルは「刑務所の中のリタ・ヘイワース」の副題です。
映画「ショーシャンクの空に」の原作って言った方が分かる人が多いかな。
"Hope Springs Eternal." っていう原題を、
こんな素敵な言葉に訳す訳者のセンスがいいなと思う(*゚ー゚)
とてもお気に入りの言葉の一つです。

映画の方は「泣ける映画」としてよく名前の挙がる超名作ですが
原作の方もなかなか良いですよ。
全編を通じて「希望(Hope)」というテーマを見事に描ききった秀作です。

特に物語の語り部・レッドのキャラクターが非常に魅力的です。
刑務所の環境に適応しきってしまい、外の世界に恐怖すら感じていた彼が
主人公アンディとの交流の中で少しずつ変化し、
自由人として再び人生を歩み始める様子は爽やかな感動を与えてくれます。
ラスト数ページはホントに涙なしには読めませんよー。
ある意味でこれは「アンディの物語であり、レッドの物語である」んですね。

…こんだけベタ誉めしてますけど、実は読み始めて5分で最大のトリックが読めてしまったというのはナイショ。

 ***

そんな前置きとは裏腹に、何故か絶望している話を軽く二題。

ひとつめ。
前にtea先輩がブログで紹介していたバカ検定なるものをやってみたんですが、
その結果がなんと。

パーフェクトバカ だそうです。(度数は75バカ)

いや、自分のことバカだなーとは思ってたけど
ここまで完璧に認定されるとぐうの音もでないっつーか
…オーストラリアの首都も数列の問題も答え合ってたのに、
なしてこんな結果が出ますかねぇ。

(||| ゚Д゚)<絶望した!完全馬鹿認定された自分に絶望した!!


ふたつめ。
こないだ「のだめカンタービレ」の新刊を買おうと思って、
本屋に行ったんですよ。本屋さん。
そしたら、新刊の所に「さよなら絶望先生」の1巻を偶然見つけまして。
…気付いたら、「のだめ」は放置でそっちをレジに持って行ってました。
帰りの電車でくすくす笑いながら読んでましたよ。…変な人じゃん。
いや、面白かったことは面白かったんですけど

(||| ゚Д゚)<絶望した!元ネタが結構分かってしまう自分に絶望した!!

まぁBOXの漫画棚にでも今度こっそり放置していきます。
気が向いたら手に取ってみてください。
元ネタが分かる人はなかなか通です。
というか、ひょっとしたら結構重症かもしれません。いろいろと。
Trickster * Book * 23:46 * comments(6) * trackbacks(0) * pookmark

どうする〜アイ○ル〜♪

まずは最初にリンクご報告。
個性派揃いのホルンパートを率いる我らがパートリーダーさん、
sky先輩のブログ Happydays にリンクさせていただきましたm(_ _)m

見所はたくさんありますが、その内のほんの一部を紹介すると
 ・時にハートフル、時にしんみりなバラエティに富む文章
 ・時々変わる右上の写真と意味深な一言コメント
 ・記事の最初と最後に登場するお約束の言葉
後は実際にみなさんの目でお確かめください。

暇な時期を利用してリンクをがしっと整理していきたいんですが
JUGEMはリンクだけで紹介文が載っけられないんで困ってます。
テンプレ改造できるほど知識はないし…うーん、なんかいい方法ないかしら。

 ***

妹に以前借りてた本を返すと、今度は松本清張の短編集を貸してくれた。
「短編集だし、松本清張は読みやすいよ」というプッシュ付きで。
…ところが冒頭の、「指」という小説でいきなりつまづいた。
というのも、こんな描写があるせいである。

 クッションの上に、掌の二倍くらいの小さな犬がうずくまって弓子を見ていた。そのまるい頭と立った耳は鼠を連想させた。茶褐色の胴体は細く、毛はそう深くなかった。
「これ、何という犬ですの?」
「シーワワーというの。アメリカ人が可愛がる犬ということよ」

(引用終了)

シーワワー?何それ、そんな犬いたっけ?(・∀・)
…と思いながら読み進めていると、その内にふっと気付く。
「ひょっとして、チワワのことなんかー!」Σ( ̄□ ̄;)

チワワのスペルはchihuahua(←このためにわざわざ辞書引いた)だから、
確かにそう読めなくもない…読めなくもないけど!
妹は気付かず、自分の知らない新種の犬かなんか?だとスルーしてたらしい。
シーワワーという語感が素敵すぎて、他に何も頭に入らなくなってしまった。
もうア○フルのCMマトモに見れない。

他は「実録!3億円事件」みたいな小説がおもしろかたー。
これに限らず、他の小説も淡々とした文章で、
なおかつ報告書みたいな形式を借りて書いてる部分も多々あるせいで
小説と言うよりドキュメンタリーを読んでるような錯覚に陥るけど、そこが新鮮。

 ***

最近自分の中で空前の読書ブームが巻き起こっていて、
一日一冊とか二日で一冊とか、自分にしてはかなりのハイペースで
がしがしと本を読みまくってます。

こういう読書ブーム、自分でも気付かない内に突然やってくるもので、
しかもその時々によってハマるジャンルは本当にバラバラ。
ハードSFだったりミステリだったり古典だったり…。
現在は1年ほど前からじわじわと続いているホラー(てかS.キング)ブーム。

しかしホラーだのミステリだの連続で読んでると、
中和剤的にハートウォーミングな話を読みたくなるもので
「白い犬にワルツを」(T.ケイ)を買いました。
ついでに「ダーク・ハーフ」の下巻と「ペット・セマタリー」の上巻と
前から興味あったシャーロット・マクラウドとD.R.クーンツの本を一冊ずつ。
…なんだかんだ言いつつ、結局ミステリとモダンホラー路線。

しかしこれだけ買っても、しめて525円だから安い。
新品文庫本一冊分より断然安い値段なんだから、ブックオフ様々です。
400円くらいの値段がついてる本も、その内100円コーナーの方に移動するので
それを狙ってお目当ての本の観察を続けることもしばしば。
まあ、その間に買われて無くなったりするとすごい切ないですが。

ついでに本来の目的であるお買い物も、いつも使ってるお店で済ませました。
以前朝日新聞のコラムかなんかで三谷幸喜が書いてたとこによると
プレゼントをあげるときの基準は
「興味はあるけど、自分用には絶対買わないもの」
なんだそうで、その点実にいい買い物ができました。
いやぁ21日が楽しみだなあ。ふふふ。( ー )
Trickster * Book * 23:31 * comments(3) * trackbacks(1) * pookmark

Stephen King(1) - DARK HALF

ダーク・ハーフ〈上〉
ダーク・ハーフ〈上〉
スティーヴン キング, Stephen King, 村松 潔

普段使ったことないAmazonのレビュー機能というヤツを試しつつ、
今読んでる本を紹介してみるテスト。

<<あらすじ>>
売れない純文学作家、サド・ボーモントには
バイオレンス小説を書くベストセラー作家、ジョージ・スタークという
もう一つの暗黒の半身<ダーク・ハーフ>があった。
しかし本業に専念したくなったサドは、全てを公表しペンネームを葬ることにする。

ところがその直後、サドの周辺で奇妙な殺人事件が多発。
被害者はいずれもスタークを葬り去ることに関わった人達である。
虚構のはずのペンネームが、現実の存在となって復讐を始めだしたから
さあ大変…って話。

 ***

上巻読破。
怖いんだけど、どうしてもページをめくらずにはいられない。
この感覚はやっぱキングの醍醐味ですねー。
次に何が来るか、予測はちゃんとできるんだけど…ああ、もう!

スタークはどこまでも冷静かつ残酷で、何一つ無駄が無くて、
よくコケるわ物を壊すわ、何かとどんくさい(←この辺微妙に親近感が沸く)サドが
これからこんな化物と対峙して無事でいられる気がしないですよ。
そこは冒頭にある伏線らしきものがキーポイントっぽい…かも。

あと、主人公の奥さんがとてもいい人です。
夫の良き理解者であり、精神的に支えてあげてるのが伝わってきます。
旦那もちゃんと家事とか手伝ってるしね。
夫婦で双子の面倒見てるシーンとか、殺伐とした話全体の和みどころ。
守るべき家庭があるからこそ、そこに忍び寄るスタークの影は余計怖いんだけど…。

しかしま、「作家が主人公」って辺りはこの作家らしいなーと。
この本の一番最初には、「故リチャード・バックマン氏」から
インスピレーションを受けたよ、って記述がありまして、
で、このバックマンってのが…キングのペンネームなワケです。
バックマン名義の本はまだ一個も読んだことないんですが、
そう考えると、ちらほらと見える無駄にリアルな描写って、ひょっとして実体験に基づいてる…のかも?などと深読みしてみたくなります。
Trickster * Book * 23:25 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

ヘッポコ迷探偵

暇だったので、妹に「何か本貸して」と言ってみた。

元文学部部長だけあって妹はかなりの読書家だけど、
好きな本のジャンルは私とは微妙に違う。
私が基本的に海外作家の作品を中心に読むのに比べて、
妹は邦人作家、特に歴史小説や時代小説の類を良く読んでいる。

そんなんなので、何貸してくれるかな〜とちょっと期待していたら
たまたまその時エキスポランドの「犬神家の一族」の話をしていたからか、
横溝正史の短編集を出してきてくれた。

私も前から金田一シリーズには興味があったのでありがたく借り受け、
BOXへ行き帰る電車の中で読むことにする。
ところで私は一度何かに熱中しだすと、周りが完全に見えなくなる性質があって
特に本を読んでいるときは時間も場所も忘れてしまい
夢中になりすぎて、つい歩きながらページをめくっていることもしばしばある。

そんな具合だから、BOXでクラのNくんに
「一緒の電車に乗ってたんだけど、気付いてた?」
と聞かれてめっちゃびっくりした。目の前にいたらしい。
声を掛けようとしたけど、私が余りに没頭しすぎていて掛けられなかったそーな。
「夢中になってて、なんか怖かったよ」と言われた。
…なんていうか、行動には気をつけようと思った(´・ω・`)

 ***

それはさておき。
短編集だけあって本の中身自体は短いので、2時間くらいでさらっと読めた。
八つ墓村や犬神家の一族などに通じる金田一シリーズのお約束、
「曰くありの名家」「遺産相続」「薄幸のヒロイン」「見立て殺人」
この辺のキーワードがないので、なんか新鮮な感じ。

自分的に面白かったのは表題になってる「首」と、「蝋美人」。
「首」は温泉に湯治にやってきた金田一が二つの事件の謎を解く話、
「蝋美人」は白骨死体から復元した女性の顔が、実は世間で話題になってる事件の容疑者で…という話で、
戦後初期の退廃的な雰囲気がよく分かる。
この辺は今映画化で話題の京極堂シリーズに通じる雰囲気があるかも。

しかし。
金田一耕助ってと
「セルの一重によれよれの袴、もじゃもじゃ頭にどもりのある小柄な男」
というさえない見た目で実は名探偵!ってとこがポイントである。
でも実際に読んでいると、彼の能力にはかなり疑問符が浮かぶ。

確かに金田一、謎を解き明かす様子は実に見事だ。問題はそのタイミング。
異様に犯人の自殺率が高いのである。
どうも最初から真犯人に気付いているフシがあっても、
謎解きを始めるのは犯人を含む関係者があらかた死んじゃってから。
全部「これも○○の呪いか…」で片付けるんじゃな〜い!
犯人の自殺を事前に防いだり、最後の犠牲者を防いだりできる分
どー考えても孫(「じっちゃんの名にかけて!」)の方が優秀だぞ。

とりあえずのところ、私と妹の間では
「金田一耕助は名探偵じゃなくて迷探偵」ということで意見が一致している。
日本が生んだ二大探偵のもう一人、明智小五郎はどうなのかな。
江戸川乱歩は読んだことないから分かんないけど、
ルパンと銭形のとっつぁんみたく
やっぱ怪人二十面相にいいようにやられてたりする迷探偵さんだったりして。
Trickster * Book * 23:11 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

100エーカーの森

我が家には「岩波世界児童文学集」という本がある。
「星の王子さま」とか「ドリトル先生航海記」とか
子供の内にこれは読んどけ!的な名作を30冊ほど集めた本で、
青や赤の布張りに金の題字、という高価そうな装丁が気に入っていて
小学校の頃はかなり夢中になって読んでいた。
今でも懐かしくて時折読み返すことがある、私の心のバイブル的存在である。

本題。

その中の一冊に「くまのプーさん」がある。
現在有名なディズニーの方じゃなくて、
A.A.Milneっていうイギリスの詩人が書いた「Classic Pooh」って言われる原作の方。
今見ても挿絵が味があってかわいい。特にラビットやルーが個人的に好き。

プーさんといえば、ぬいぐるみやらキャラクターグッズやら沢山出ていて
今や押しも押されぬ大人気のキャラクターなワケだけど、
この原作の中での彼(?)の扱いはかなりヒドイ。久しぶりに読んで衝撃を受けた。
だってのっけから親友のクリストファーロビンにこう言われてしまうのだ。

ばっかなクマのやつ!

えぇ〜、そりゃないよクリストファー・ロビン!
しかもこのフレーズ、クリストファーの口癖らしく結構頻繁に出てくる。
彼なりの愛情表現の一種なんだろうけど
「おばかさん」とか「ばかだなあ」とか言い過ぎですよ。子供って残酷。

あげくにプーさん本人も自覚があるのか、こんなことを言い出しちゃったりする。
ぼくは、ばかだった。だまされてた。ぼくは、とっても頭のわるいクマなんだ
プーさん…そんな自虐的にならんでも。・゚・(ノД`)・゚・。
(ちなみにこのセリフには、クリストファーも流石に良心が痛んだらしく
「きみは世界第一のクマさ」ってフォロー入れてあげます)

ま、自虐キャラならイーヨーというもっと強烈なのが居るんですけどね。
お気に入りのしっぽを落としちゃってイジけたりとか
自分の誕生日を誰にも覚えてもらってなくてまたイジけたりとか
お茶会開いたらどーせ自分は呼ばれないんだろうってまたまたイジけたりとか
…うーん。頑張れイーヨー。

ところでWinnie the PoohのWinnieってなんなんでしょ、と長年思ってたんですが
「まえがき」の所を読んだらあっさり解決しました。
当時ロンドン動物園にいたクマさんの名前がウィニーって言うそうで、
それにクリストファー(ミルンの息子)が自分のテディベアに名付けた
「プー」という名前をくっつけて「ウィニー・ザ・プー」らしい。
( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー …10へぇーくらい?
Trickster * Book * 21:05 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark
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