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Buongiorno! イタリア旅行記:2日目

2日目・ミラノ 〜おしゃれマクドナルドの巻〜

ふつかめ。
なんとかきちんと朝起きることに成功し、朝ごはんもきっちり食べてバスに乗り込む。
この日の運転手は、5日目ローマ到着までイタリア横断をお世話になることになるマルッツェロさん。
(ミラノ⇔ローマは直線距離でも実に500km!)

「昨日の運転手さんに比べたら、若干イケメンですね」
どうもロン毛はお好みでないらしいH田さん。
「ちなみに指輪はあるんで結婚はしてるんじゃないかと思います。女性陣、残念でしたね」
おぉ、そこまでチェック済みかぁ。すごい。

このマルッツェロさん、いかにも明るく陽気なイタリア人!って感じの人なんですが、
後にH田さんと名タッグを形成し、わたしたちの心に数々の名言を残していくことになります。
まぁそれはおいおい語るとして。

さて、北部の中心ミラノ。
北部が工業、南部が農業が盛んな構図のイタリアにとっては、経済の中心地と言える場所であり、
ミラノ・コレクションが開催されるファッションの中心地でもあります。
(以上、中学地理の知識を引っ張り出すの終了)

実は、某ミスドでコーヒーおかわりで胃をけろけろさせながら相談した時は
フィレンツェ!ローマ!ヴェネツィア! という感じの優先順位だったので
ミラノでは元々これといった予定を入れていなかったんですよね。
せいぜいチェックしておいたのはスカラ座くらい。あとはショッピングとかできればいいよねー、という適当感。

イタリアは寒いよー、と聞いていたものの、実際到着してみるとそこそこな感じ。むしろ日本よりあったかい。
というかたぶん今年の日本が異様に寒いだけなんだ。寒波のせいですかね。
とりあえずきちんと待ち合わせ時間にミラノに到着。天使のレリーフっぽいところの前でガイドさんを待ち受けます。

 ***

現地ガイドさんお二人を迎え、お待ちかねの観光開始。
まずはミラノの中心部、ドゥオモ(英語で言うならカテドラル、大聖堂)を見学に向かう。
イタリアにはあっちこっちの都市にドゥオモがあって、それがいわば街のシンボル的存在になってるのです。
道に迷っても、とりあえず「ドゥオモどこー?!」と聞けば何とかなりそうな勢い。

で、ミラノのドゥオモは、こんな感じ。









このドゥオモ、ゴシック建築の最高峰のひとつ、だそうな。(世界史の資料集にちゃんと載ってたー)
これ作るのに150年くらいかかったとかなんとか。うーん、気が長い話だなあ。。。

中にも入ってみました。ここはありがたいことに無料。
めちゃくちゃ高い天井(これがゴシック建築の特徴らしい)に、さあっとおぼろげにさしこむ光。それはそれは荘厳。
写真も一応あるんですが、この雰囲気を表現するのは正直難しいので、ここでは省略しちゃいます;
ドゥオモはこの後も各都市でいろいろ見に行ったんですけど、
ここのドゥオモで一番印象に残ったのは、なんといってもステンドグラスかな。
旧約聖書や新約聖書の有名な場面が色鮮やかなガラスで、あちこちに描いてあるんです。
字が読めない人にも、聖書の教えを分かりやすく説けるようにっていう配慮ですね。これがすごいきれい。

そのあとはドゥオモを背にして巨大な門をくぐり、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のアーケードへ。
中にはグッチやらヴィトンやらプラダやら、こんなことでも無ければ完全に縁のないようなブランドショップが大量に。
言っちゃえば「商店街」っちゃ商店街なんだけど、さすがは歴史ある商店街、これもひと味違うんですよ。










見よ、このおしゃれマクドを!!
最近は日本のマクドもおしゃれ化頑張っているようですが、これを見ちゃうとまだまだだなぁって感じですね。
あ、ちなみに100円マックは無いですが、その代わりに1EUROマックはあるようですよ。
物価1.5倍の計算ですね。いやぁ、日本の物価が安く感じてしまう世界。。。

で、このアーケードを抜けて、スカラ座の前の広場に出たところで、午前の見学はおしまい。
午後からは半日フリータイムです。
今後もやたらとお世話になるアウトグリル(※1)で、名物のミラノ風リゾットを食してみる。サフランの黄金色がきれい。
異国の地で米が食べれるとはありがたい。でもなかなかに胃にパンチが来る感じ。バターとチーズのせいかな。

 ***

午後からのフリータイム。
まずミラノの街の全貌を掴もうぜ!ということで、ドゥオモの上に昇ってみることにする。
階段とエスカレーターの二択だけど、ここは2ユーロ安い階段をチョイスです。うん、若いってすばらしい。

ドゥオモでチケットを買おうとしたら、横から警備員のお兄さんに「2枚!」と言われて、
へ?もうnatureちゃんは買ってたしなぁ…?まとめて買わないといけなかったのかな?とか思ったら、
「you and me!」とか言われて思わず笑ってしまう。
さすがイタリア人、テンション高い。挨拶代わりに"I love you!"と言う人種だけはあるぜ。

さて、このブログを読んでるような人はおそらく既にご存じだと思われますが、
わたしは大の高所恐怖症です。
ジェットコースターよりも観覧車の方が怖いタイプ。フリーフォールなんぞもっての他。
実は昔は飛行機も「絶対乗らない!」宣言してたくらい。(今は気圧変化と離陸と着陸さえ何とかなれば、“一応”平気)
暗い螺旋階段を上って、ふっと下を見ると

…こええー!!

その瞬間ぱっと脳裏に過ぎったのは
観覧車で同じゴンドラに乗る機会がある度に、やたら揺らして小学生男子のごとく喜ぶ同期の前団長と
去年のホルンOBドライブで、明石海峡大橋の下でわたしを脅かして遊んでいた1つ上の元広報の先輩である。
(絶対あれは極端な反応をするわたしで遊ぶことで、自分が高いとこ怖いのごまかしてたんだと思う;)

この後もわたしは高いところに昇るたびに
「S々木さんとかT村さんとかいなくてよかったよね!(半泣)」と必死で無駄に連呼しまくるハメになる。
要は最悪のシチュエーションを想定しておけば、今の状況はまだマシだという思考回路の働きなのだけど
natureちゃん曰く
「…一人で脅かし役と慰め役をやるのはめんどくさいから、心配しなくても絶対やらないよ」
はい、確かに仰る通りでございます↓













いや、でも、やっぱあちこち昇ってみて良かったですよ!
上から街を見下ろせるのもいいんですが、屋根の構造がこんな風になってるんだーって間近に見るのがおもしろい。
結構歩くの怖いくらい、かなりななめってる感じだったりするんですよね。

帰りも同じ、暗くて狭い螺旋階段をひたすらこつこつ降りていくんですが
もうこれで怖いところからおさらばだー、といううきうき感で、スキップのように螺旋階段を華麗に?駆け抜けるわたし。
(主にテンション的な意味で)付いて来れないnatureちゃん。
あとで「分かりやすすぎ」とのお言葉をいただきました。はい、確かに(ry

 ***

ドゥオモから降りた後は、下り階段にがくがくしている膝を一生懸命なだめながら
ダンテ通り(←ミラノなのに何故か「ダンテ」)をまっすぐ歩き、スフォルツァ城までてくてくてく。
四方をぐるっとレンガの城壁で囲まれたお城は、いかにも中世の城という感じ。
建物の中を抜けると、きれいな緑の公園が広がってます。
橋を渡ると、なぜか橋桁にはみっちり南京錠が。たぶんそういうおまじないの類なんだろうなー。
まぁ、古今東西この手のおまじないが何を祈願するのかは大体察しが付くので、微笑ましく見守っておくことにする。
(あなたの心をがっちりロックしちゃうわ♪とか、たぶんそういうやつなんだろう)


そのあともてけてけと、ちょっと頑張って
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へと足を伸ばしてみる。
巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの名作、「最後の晩餐」が描かれている教会。
「最後の晩餐」は予約してなかったので見てないけど、
ダヴィンチオタクのうちのおとん(※2)なら
1ヶ月前に予約してでも見に行ったんだろうなあ。たぶん。
でもまあ、わたしはこれでいいかな。この教会そのものがとてもきれいだし。


で、ドゥオモまでまたてけてけ歩いて戻ってくると、この時点で16時くらい。
バスが迎えに来る予定は18時半。…さて、どうしよう。
ミラノはどう見てもファッションとビジネスの街だけど、お互いブランドお買い物には興味のない者同士。
美術館やショッピングという選択肢もあるけど、一番心惹かれるものはなんといっても音楽。

となると行く場所は一つ。

イタリアオペラの殿堂、スカラ座!!










これがスカラ座。
ちなみに手前の広場には、ダヴィンチさんの像があったりします。

実はスカラ座のお隣には博物館があるんですが、
タイミング良くて、本番のない日だったので、なんとスカラ座の中も一緒に見学できるとのこと!
最初は本番無くてすごい残念だなーと思ってたけど、今思えば下手になんかある日とかじゃなくて良かったな。
いつか本物のオペラも見てみたいけど、それはも少し年取ってからでもいいだろうしね。

今まで回ったどこよりも、案の定ここで一番テンションが上がってしまう。
アイーダのスコアとかヴェルディの胸像とか、歴代の歌手を描いた絵とか、マリア・カラスのフォトや衣装とか。
やっぱりオペラもいいなぁ、と思いながら進路を一通りぐるーっと回ってると、うっかり間違えて外に出てしまう。

…あれ?劇場の中にはどうやって入るの??
一度閉まったドアは押しても引いても開いてくれない。困惑。でもせっかくなんだから、劇場の内部を覗かずには帰れない!!

慌てるわたしたちに声をかけてくれたのが、バボラーク似(natureちゃん談)の係員さん。半券を見せて聞いてみる。
「We'd like to look the…」
無駄にイタリア語で劇場ってなんだろう…と必死こいて考えるわたし。いや、ここまで英語で言ったら英語で考えようよ。
(※ちなみに正解は「Teatro」(テアトロ)らしい)
「げきじょう?」と困惑するバボラークさんを前に、きっちり正解を出したのはnatureちゃんでした。

「Theater!」

…バボラークさんは笑顔で、すっともう一度中へ通してくれました。ああごめんなさい。
こうしてわたしたちは、初日でいきなりイタリアに1迷惑をかけてしまったのでありました。(ちーん)

で、ようやく中に入れてもらうと、中にはまぁるく穴の開いた、謎のドアがいくつか。
???と思いながら中に入ってみると、そこからは劇場のステージがいい感じに丸見え。
更にびっくりしたのは、何か歌声が聞こえる!!
覗くとそこには船着き場?酒場?のようなセットに、何やら痴情のもつれっぽいシーンを演じるテノールとソプラノ。

そう、ボックス席のドアだったんですね。なんと太っ腹な完全開放。
たぶん、その次の日に公演予定の「ヴォツェック」というオペラのリハーサルをやってたんじゃないかと思います。
(あとでグーグル先生で検索掛けてみたら、なかなかに重たいストーリーでびっくりしてしまった;)
20分くらいしばらくそこでほーっとリハーサルの様子を眺めてました。
とりあえずオーケストラピットをひたすらじーっと見てみたり。しあわせー。

 ***

晩ごはんはホテルのレストランでいただきました。
ホテルといってもお値段は15ユーロくらい、とってもリーズナブル。(ほんとに格安らしい)
せっかくなので、ミラノ名物子牛のカツレツをいただいてみました。

きめ細やかにパン粉がまぶされてて、とってもおいしいけど。
いい感じに塩こしょうが利いてて、とってもおいしいけど。
おいしいんだけど。
「…とんかつソース欲しいなぁ、これ」

ああ、貧乏舌。なんだかんだでわたし、ソースに目が無い兵庫県民なんです。
なんだかんだでやっぱり胃にくるこっちの食事。
胃薬持ってくりゃ良かったぜ、と思いつつやっぱりその日もぐっすり眠りについたのでした。まる。

(〜3日目につづく)

※1 アウトグリル:セルフサービスでごはんが食べられるおみせ。なぜかサービスエリアなどあちこちにある。
          たぶん日本の「めし屋」的なものだと思う。安くごはんが食べられる旅行者の味方。
※2 うちのおとん:レオナルド・ダ・ヴィンチ ジョン・レノン 手塚治虫 の3人を世界三大偉人として崇拝する物好き。
          おかげで娘のわたしはダヴィンチのエピソードには無駄に詳しい。
Trickster * Travel * 18:43 * comments(1) * trackbacks(0) * pookmark

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コメント

Tricksterが計算するの?
Comment by BlogPetのArtie @ 2008/03/12 8:40 AM
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